ネパールロールワリンからテシラプチャ峠(5755m)を越えパルチャモ峰(6273m)　
　　　　　　　　　　　　登山日誌　(2011/10/22～11/12)　真鍋卓朗

2011/11/03(木)　やっとネットと電気の有る世界に　ナムチェバザール(3457m)

 

「パルチャモが良く見えるよ」との山下さんの言葉に、7時前に起こされた。

テンドウロッジから見たパルチャモ峰、中央の奥のとがった山

食堂に行くと景子さんがニコニコしながら座っていた。昨夜遅くに到着していた、4
つしか無い部屋は満室だったので、たぶん側にテントを張ったのだろう。どこまでも
元気の良い59歳である。

このすぐ下のターメで二泊するという、自分たちはターメを通り越してナムチェで
二泊、パクディンで一泊、ルクラで三泊の予定だから、また出会えるかどうかわからな
い。
今度はニューヨークで合いましょうと、別れる時に写真を撮り、メールアドレスを教
えてもらった。
いつかニューヨーク行かなきゃならん、景子さんの一番のお勧めは南米だ、いつかは
チャレンジしたい。

ロッジ前で景子さんを写す、隣はバルセロナから来た陽気なおばさん。

ロッジの前には本当に気持ちの良い小川が流れている。

 

 

最初のうちは抜きつ抜かれつ、山ちゃんが何度も何度も振り返りながら、写真を写しながら歩く。何がなごり惜しかったのでしょうね。

 

 

 

山ちゃん、私を写しているのかと思いきや、花が主役だった。

 

 

昼食の後、チェコのクライミングシェルパをしていたナワテンジン(山下さんとエベ
レストに登ったシェルパ)の息子ペマがアルバイトでポーターをしていた、おしゃべ
りな19歳(大学生)とたわいもない話をしながら歩いていたら、皆より10分以上も先に
ナムチェバザールに着いてしまった。

ターメから先はひっきりなしにトレッカーが登ってくる、ナムチェバザールからの日
帰りトレッキングが主流だそうだ。

 

ナムチェバザールは大都会だ、まるで博多に帰って来たように人でごった返している。

 

 

 

 

この日の晩御飯はヤクステーキ、トマトスープ、赤ワイン。牛肉は食べれないお国柄です、おかげでゴミ捨て場にはノラ牛がいっぱいいる、水牛やヤク(高所運搬用の牛)
は食べても良い事になっている、素人には境目がわからない。ベーコンに近いくらいカリカリに焼いている、文句は言えない何でもおいしい。(^^;

 

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